お砂糖たっぷりの寿司酢の素はもう卒業!麹酢飯

こんにちは!
麹と米粉パンの発酵オンライン教室、麹ism.ミヤモトアイです♪

先日、夫の生誕祭でした。
長男は元々お寿司が大好きで、偏食っこの次男も最近ようやくお刺身に興味を持ち始め、生魚を食べられるようになりました♪

というわけで、平日ということもあり、パーティーメニューの中でも最も手抜きの分類に入るであろう“手巻き寿司パーティー”をしました。

手巻き寿司といえば何が美味しいって、やっぱりあの甘酸っぱ〜い酢飯!

初めて自分で甘酢を作ってみたときはあまりのお砂糖の量の多さに驚愕…
そして市販の寿司酢の素にも糖分はたっぷりなうえに、怪しいものがたくさん。

というわけで今日は、発酵ライフスタートしてかれこれ5年作っている我が家の、
お砂糖を使わずヘルシーでほんのり甘い麹酢飯レシピのご紹介をします♪

お酢はこう選ぶ!

酢飯に欠かせない酢。
お酢の選び方は発酵調味料レッスンでもドレッシング作りのお話の時にポイントをお伝えしていますが
素材の質、酸味で選び方が変わってきます。

お酢売り場には、アルコールを使用した安価なお酢が紛れているので、せっかく購入するのであれば美味しいお酢を見分けて欲しいです!

最もシンプルでオススメのお酢は、原材料名が米のみの国産米を使用した純米酢、酸味もしっかりとしています。我が家はマイルドな酸味が好みなので果実酢(リンゴ酢)を使用しています。

ちなみにお寿司屋さんで使われる赤酢は酒粕から作られた穀物酢、バルサミコ酢やワインビネガーはぶどう酢。

一般的なお酢は発酵と酸化させたもの。本物のお醤油やお味噌、本みりんと同じく微生物により複雑な風味や旨みが生まれます!

それに比べて、安価な穀物酢は小麦やコーンをお米の代わりに使用し、アルコールから作られているものもあります。お酒ではなく合成のアルコールから直接お酢を作るということは、短期間で量産できるため安い商品を作ることができ、もちろんお酢本来の風味もなくなってしまうのです。

ちなみにすし酢やポン酢の合わせ酢は、上記の食酢に甘味や醤油、香辛料を混ぜて調味酢・合わせ酢です。
化学調味料やブドウ糖果糖液糖で味付けされたものが多いので、購入の際は原材料がよりシンプルで馴染みのある素材であるかをチェックしましょう!

お酢の分類
食酢醸造酢穀物酢穀物酢
米酢
米黒酢
大麦黒酢
果実酢果実酢
りんご酢
ぶどう酢
醸造酢
合成酢
調味酢・合わせ酢

麹酢飯の作り方

【材料 2合】
・米 2合分
・水 2合分の水
・濃縮甘酒 大さじ1
・本みりん 大さじ1.5
・塩麹 大さじ1
・酢 大さじ2
・いりごま お好みで

  • 炊飯釜に米と分量の水を入れる
  • 甘酒、塩麹、本みりんを入れて炊飯する
  • 炊き上がったら酢といりごまを入れて混ぜる

※強めの酸味がお好みの方は純米酢、我が家はほんのり優しい甘味とマイルドな酸味のりんご酢を使用しています。
※ごまを購入するときはいりごまを!すりごまは既に酸化してしまっているため、風味も劣ります。

美味しさを決めるのは醤油麹

トッピングにはもちろん醤油麹!
愛媛県産はだか麦を使用した麦麹を醤油麹にしています。

大人なほろ苦い旨みの黒麦醤油麹か、甘さを感じる黄麦醤油麹か…
好みが分かれるところです!

手巻き寿司のご飯はそこまでとびきり甘くしなくても、十分美味しいということに気づきました。
醤油麹の美味しさがポイントにもなっていますね♡

発酵調味料を使って余計なお砂糖をとらずに、美味しく食べられたら最高じゃないですか!?
ぜひ騙されたと思って、甘さ控えめの麹酢飯にトライしてみてくださいね♪
お寿司ケーキもおすすめです!

発酵調味料の作り方がわからない方は、レッスンでお待ちしております!

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