冬の発酵が進まない…40℃以上は絶対NG!

こんにちは。
麹と米粉パンの発酵オンライン教室 麹ism. のミヤモトアイです。

冬になると
「なかなか発酵が進まない…」
「今日、なんで膨らまないの?」
そんなお悩みをたくさんいただきます。

実はこの季節の発酵トラブル、
温度の知識をひとつ知っておくだけでほとんど解決します。

今日はパン作りの土台となる
“生き物の酵母”とうまくお付き合いをしていく方法を解説します。

酵母は“生き物”だから温度に弱いし、寒いと眠る。

酵母(ドライイースト・天然酵母)は
1つの細胞を持つ“生きた微生物” です。

目には見えませんが、
私たちと同じように—

  • ぬくぬく温度では元気に働き、
  • 寒いと眠くなり、
  • 暑すぎるとバテて倒れる

という性質を持っています。

パンが膨らむのは、その“働き”によってガスが作られるから。
つまり 酵母が心地よく働ける環境=発酵がうまくいく環境 なんです。

冬に発酵が進まない理由は「酵母が寒くて眠っているから」

気温が10〜15℃になる冬のキッチンでは、
酵母の活動スピードはぐーんと落ちます。

さらに、
5℃前後まで下がると“冬眠状態(休眠)”に近い状態 に。

冷蔵庫ではほぼ発酵が止まってしまうのはこのためです。

だから冬は、
「発酵しない」のではなく
“酵母がゆっくり動いているだけ”

焦らず、温度を整えてあげることが大切です。

絶対に避けたいのは“40℃以上”

ここがパン作りで最も大切なポイント。

酵母は生き物なので、暑さにとても弱く
40℃を超えると一気に元気をなくし、
45℃でほとんど働けなくなります(失活)。

これは赤サフ・金サフ・青サフ、
白神こだま酵母、とかち野酵母など、
どの種類の酵母でも共通の性質

冬になると
「発酵しない→温度を上げよう→40℃以上に設定」
となりがちですが…

これは 酵母を“サウナに入れて倒れさせる”のと同じ状態

結果的に発酵が進まなくなり、
逆効果になってしまうんです。

最適温度と冬の対策!

じゃあ結局、何度がいちばん良いの?
答えはとてもシンプル。最適温度は“30℃前後”

実はこれは、
ドライイーストでも天然酵母でも、
米粉パンでも小麦パンでも共通。

  • サフ(赤・金):27〜32℃
  • 青サフ:25〜30℃
  • 白神こだま酵母:30〜35℃
  • とかち野酵母:25〜30℃

多少の差はありますが、
“30℃前後が一番元気に働く” のはどの酵母でも同じです。

適温“35〜40℃設定”で発酵させるのが、
ふわっと仕上がるいちばんの近道


温度を守ると、失敗はグッと減ります
酵母が一番働ける“心地よい温度”を作ってあげましょう♪

いつも時間がかかりすぎるな〜って場合は
✔︎混ぜるお水の温度を上げる
✔︎ボウルの材質によってキンキンに冷えるから種類を変える
✔︎もしくはボウルを温めてから使う


これでスムーズに発酵できるから試してみてね!

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